2011年02月24日

2月集合日のご報告

2月集合日、および20日の補講(?)に参加された皆様、お疲れ様でした。いよいよ2011年度もスタート、まだまだ強い風には寒さを感じた作業になりましたが、田畑にそれぞれの手入れを開始することができました。

雪の影響でバタバタしてしまった順延の日曜日でしたが、9時50分に神社の駐車場にお集まりいただいて恒例の一ノ矢神社への参詣を済ませた後、まずは農園のイントロダクションとして、自然農のお話をさせていただきました。自然農にルールや決まりはありませんが、ああして皆さんの前で緊張してお話しながら、改めて今期のひとめぐりが楽しみになってまいります。その中でもすこしお話しましたが、今年は例年よりも皆さんの区画にフォーカスをして、自身の田畑と共にの自然農フィールドでの起こっていることをもっともっと楽しんでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

実習では、畝の作り方、土の整え方(糠の補い)、緑肥の播種などを行いました。ジャガイモの作付けを皮切りに始まる春の種まきラッシュの前に、畝を少しでも良い方向に向けていく手入れは、冬の時期にしておきたいひと作業ですね。また共同作業では、卯の畑の区画修正に伴う畝整備を皆さんで行いました。足で踏み固められた土を、自然農の畑として変えていくために、「耕す」という手間を加え、微生物豊かな土に育っていってもらうように、糠や枯れ草をたっぷり振りかけ、春を待つ。ただ「自然」のままを放置するのではなく、人のそばに自然を少しだけ引き寄せて育てていく「自然農」では、こうした作業も時折必要をなってまいります。その辺のバランスの取り方が、おもしろい
ところでもありますね。

筑波颪(つくばおろし)に体を震わせてのランチタイムを過ごし、午後は田んぼ作業。田んぼの一巡りについて少しお話して、苗代準備の実習は来月に繰越、寒い体を暖めるために、さっそく共同作業に取り掛かりました。昨年までは大工事を行い田んぼをゼロから作る作業を行いましたが、今年は大工事もなく畦の修復を実施。崩れた畦に麻紐を張り、ラインをだしてまっすぐきれいな
畦道を整える作業です。鎌一つ、スコップ一つで行う作業ですが、なかなか体力も必要な一仕事でした。今月は人数がいくぶん少なめだったこともあり、半分ほどの畦道を整え、残りは来月に持ち越しとなりました。来月はたくさん集まるといいなー。

最後に今期からのプレーヤーの皆さんも各自の区画も決定して、3月からはいよいよ本格的な農仕事のスタートです。つくし農園恒例の懇親会(つまりは飲み会です♪)も予定しております。ふるってのご参加おまちしておりますのでどうぞよろしくお願い致します!


posted by 雑草屋 at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 農園風景(11年度) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする