10月の集合日は、稲刈り直前を控えての稲木(稲架)組みを中心に行い、畑では簡単に秋作業をした後に自然薯掘りを行いました。
昨年はお隣さんの稲木を使わせていただいたために稲木組みは行いませんでしたが、今年は、計画的に冬の間に竹の切り出しから始めての実習。腕が鳴りました♪
まずは半年以上、軒に干しておいた竹を適当な長さにカット。上部の細い部分は竿を支える足に利用するので、しっかり長さをそろえます。細くて心配になりますが、十分に乾燥させた竹は、想像以上に丈夫になっています。下部の太い方は稲束を掛ける竿に。今回カットした結果、3〜4mくらいの竿が7〜8本、足が25本程度作ることができました。ヨシヨシ。
しっかり乾燥させた竹を、、、、、、長さを揃えてカットして
組む!!
足と竿を田んぼに運んでさっそくスタートです。実際にやってみてわかる部分が多い(かつ、他にも作り方を詳細に載せているサイトがありますので割愛♪)ので、ここではややこしいことは書きません。足を2〜3本で組み、縄でしっかりと縛って、竿を乗せる。これだけ。一度経験すれば、数回復習すればなんとかできるようになるはずです。目安のポイントは、人がぶら下がってもビクともしないような強度に仕上げること。つくし農園のメンバーも、「やり直し!」を何度かくらいながらも、最後のほうには雑草屋の口出し無しでもしっかりと作り上げることができました♪
畑では、来期のスケジュールも見据えながらの雑草管理が中心。残る収穫物はサツマイモ、菊芋などの芋類と、落花生や秋大根などが畑に潜んでいる様子でした。というわけで、つくし農園の一行が時間を費やしたのはryo君が見つけていた「自然薯」探索でした! 畑の周囲に生い茂る雑草と雑木林の茂みの中に、この時期目を凝らすと見つかるのが「ムカゴ」。昨年もチラホラと存在を確認していましたが、今年はどうやら当たり年。よくよく見ると、アチラコチラにムカゴのついている蔓が延びています。その蔓を辿って地面まで追っていけば、その下には、そう、天然の自然薯が眠っているのです。とはいえ、自然薯、そう簡単には姿を見せてくれません。この2日間、掘り当てた自然薯は4本。平均で掘った掘り穴の深さ1.5メートル。合計6m!? 果たしてその味は絶品。苦労の末に掘り当てた自然薯は、今まで食べたどのトロロよりも深く力強い味でした。
yamaさん、satoさん、写真の提供ありがとうございます。