2006年12月19日

12月集合日二日目

雨天が心配された日曜日は、曇りのち晴れの一日となり、参加者の念(特に雑草屋の邪念)が雨雲を追いやることに成功。この日は、農園カフェ「ピクニック」さんの駐車場に場所を移しての集合日の作業となりました。 

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こんな宣伝をしてみました♪    作業様子の全景です。


本日は、sawadaさんグループの脱穀、yamaさんの籾摺り、kanaさんのしめ縄作り、そして餅つき大会、と盛りだくさんの一日。畑にいらしていたmakoさんには連絡ミスで餅つき大会にお越しいただけずに申し訳ありませんでした!ごめんなさい。


<脱穀作業編>

分蘗量ではつくし農園最高と思われるsawada&matsumotoさんの区画。これが豊作になっていたら末恐ろしい収穫量になっていたのでしょうが、ビギナーズラックを戒めるつくし農園の田んぼの神様の意地悪か、実つきは例年(雑草屋の前年非)の半分以下ほどとなってしまいました。藁はズッシリ、稲穂はチョッピリという現実ではありましたが、なにせ分蘗量が優秀ですのでその不作ぶりを覆い隠すようなボリューム感はさすがです。

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稲束を運ぶのにも一苦労♪

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足踏み脱穀機が高速回転!     籾を手に取りニンマリ♪


会社のお友達もいらして、いざ脱穀、籾摺りと進めていきましたが、飛び入り参加のピクニックのお客さんや近所の爺さん婆さんも寄ってきて、なかなか作業は進んでいきません。yamaさん持参の菊芋料理に、背後では賑やかに餅つきの音、ピクニックさんの料理の匂い、全てが参加者の集中力を乱します(笑)。

前日に引き続き日暮れまで作業は続き、yamaさんもsawadaさんもようやく籾摺りまでの全工程を終了。さっそく食べたい!との欲望に従って、雑草屋とsawadaさんはコイン精米所に駆け込み、8分搗きに精米してお持ち帰りいただきました。よかったね〜。

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正真正銘の、自然農の銀シャリです!!


<餅つき大会編>

餅つき大会の横でつくし農園の脱穀風景を楽しんでもらうという試みは、大成功に終わりました。意外に体力気力を消耗する脱穀作業の合間につきたてのお餅を食べられるという幸せも、なかなか得がたい喜びでもありました。
雑草屋としても「自然農のお餅を是非食べたい、食べてもらいたい」と数日前から考えており、ピクニックさんに協力いただいて「自然農モチ」を出すことに。今年は残念ながらモチ米が旨く育たなかったこともあり、昨年の米を籾保存していたものを数日前に籾摺りして用意。それにモチ種の黒米と緑米を少量ブレンドしたものを2kgほど、お昼の2時頃に提供することができました。玄米で蒸して搗いた餅は、白米の餅と違って色が野趣に溢れ、かつ黒米の色も混ざり、個性溢れる存在感であり、味も文句なしのパーフェクト。きな粉やアンコを何もつけなくとも、口に頬張りむっちゃむっちゃと噛み締めるほどに、自然農の力強い美味しさが広がるモチでした。あの大きさで一個70円は、安すぎだったな〜。完全に赤字採算なのでした(泣笑)。。。

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臼に蒸した米を入れて、、      搗くたびに餅に近づいてゆく。

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きな粉をつけてみました♪


<しめ縄作り編>

kanaさんの提案で、稲藁で縄を綯おうという試みにもトライしてみました。経験者らしい経験者もいない中(雑草屋も3年前に一度習っただけ)、どうなることやらと思っていたら、餅つき大会に来ていごた近所の婆さまが驚くほどの縄づくりマスターに早変わり。昔とった杵柄(きねづか)か、三つ子の魂百までか、それはもう見事に縄を綯っていきます。目を奪われるプレーヤーばかりでなく餅つき大会のお客さんまで巻き込んで、sawadaさんの稲藁を拝借して縄を綯う光景が、あちらこちらで見られることになりました。kanaさんもさすがに習得が早く、夕方には可愛らしい正月飾りが出来上がっていました。(写真があったら是非送ってください!) 覚えれば簡単のしめ縄作り、年末の風物詩としてこれからのつくし農園のイベントに加えていきたいと思いました。



追伸:参加された皆さん、突然の企画に快く応じていただいてありがとうございました。また参加できなかった皆さん、連絡・決定がギリギリだったために申し訳ありませんでした。この場をお借りして感謝とお詫びを重ねて申し上げます。
posted by 雑草屋 at 18:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 農園風景(06年度) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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