2016年05月27日

苗野菜の定植 ─5月共同作業日【立夏】の様子

こんにちは、雑草屋の嫁です。これまた遅くなりましたが、5月14日(土)の共同作業日の様子です。今回は「苗野菜の定植」を詳しくお届けします。

つくし農園にしては早めに種まきをした、枝豆用の大豆。キジよけネットの中で無事、成長していました。みなさんいつも、大豆はこれくらい虫に葉っぱを喰われるとのことですが、不思議ですね。
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こちらは麦。もうすぐ収穫を迎えられそうですね。
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実習畑では、落花生の種まきをしました。
数日前、少し離れた隙にカラスが落花生の種の袋を見つけて食い破り、まるまる1袋食べられてしまったそうです。パッケージ写真から推察するのでしょうか?賢いですね。
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最近の管理人は、その野菜は本来どんな風に種を落とすのか、芽生えるのかを想像しながらまくのを楽しんでいます。落花生は恐らく2つ程度が、地中では殻が弾けることなく分解されるので、これくらいの間隔ではないか、といった具合。
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カラス除けに紐を張っておきました。この程度で防げるかどうか、ちょっとハラハラです。(過去のカラスとの攻防はこちらの記事をご参照ください)
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春の豆類は、賑やかに実りを見せてくれるようになりました。
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天を突くように実りを誇る空豆。角度がすっかり下向きになると採り頃なのだそうです。知りませんでした。
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こちらは遅れて播種した赤えんどう。背丈の低いまま花を咲かせてしまいましたので、実りはどうなることやら。
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自家採種のオクラの種もまきました。プレーヤーさん同士で引継がれてきた丸莢オクラは、収穫が多少前後しても莢が硬くなりにくく、お気に入りです。
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●苗野菜の定植
夏野菜の苗などはこれからが作業のピークですね。
月の満ち欠け理論では、満月後の半月〜新月にかけての時期(今年は5月末〜)が、力が地中に向かうため苗の定植に適しているとのこと。ですが、時期的にも比較のためにも、新月後の半月だった14日、とりあえず苗を移植してみることにしました。
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これまでのつくし農園では、かぼちゃを直まきしてもまず育たなかったため、ポットに種まきをして育てたものを移植する方法でかぼちゃに挑戦です。

ノコギリ鎌で植えつける場所の地表を出し、園芸用スコップや移植ゴテなどで苗の深さと同じくらいに穴を掘ったら、穴の中に水をやります。
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苗をそっとポットから取り出し、根を傷めるのが心配なので、そのまま植付けます。ポットの土も自然農の畑から取り出した土なので、そのまま畑に植えることができます。
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苗と土の隙間ができないように根もとを優しく押さえます。強く押すと苗自体を傷めますので気をつけて。
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掘った土も軽く被せて戻し、再びじょうろで水をやります。普段は水やりを行わない自然農ですが、ここでは苗の根っこの活着を促進させるために水をあげます。できれば、陽射しの強くない、朝夕がオススメです。
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土の乾燥を防ぐため、周囲の青草を刈って根もとにかけて完成!
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元気に根付いてくれますように。


畑実習では、じゃがいもの草刈りも行いました。

畝全体の草を刈ってしまうと、虫や微生物のバランスが一度に崩れてしまいます。じゃがいもの葉が日陰にならないよう、草に埋もれないよう、じゃがいもの周囲の部分だけを草刈りしていきました。
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畑のいちごは次第に色づき、どんどん食べ頃を迎えていきます。虫も鳥も小動物も狙うごちそう、植えているみなさんはお早目の収穫を!
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ごぼうの葉っぱも光合成を頑張っていますね。そろそろ雑草の手入れどき。
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あちらこちらで大根が花を咲かせていました。
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大根の未熟な莢は、すがすがしい香りが特徴。莢ごとみんなで齧っては、「大根おろしみたい!」「おいしい!」と楽しみました。種取り用の立派な莢以外を、これくらい青いうちに摘み取って醤油漬けにしておくと美味しいですよ〜。
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午後は田んぼへ。すっかり大きく育ってきた共同苗代の草管理を行いました。
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今年田んぼを始めたばかりの方々は、みんなで世話する共同苗代で苗を育てています。2年目からは自分の苗代で苗作りができるように、しっかり作業を覚えてくださいね。(育った苗だけ使わせてもらいまーす、というのは勿体ないですよ!)

今回はほとんど人がおらず、共同作業をまず断念。さらに、ご自分で作った苗代管理をされる方々が共同苗代のお世話をしてくださいました。MさんM沢さん、ありがとうございました。

こちらが1区画あたりに必要な苗代の大きさ。2年目以降のプレーヤーさんはご自身の区画でこのような苗代を作成して種まきをされています。
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写真は種まきを待つM沢さんの苗代。
Mさんも手伝ってくださり、時期的になんとか種まきが間に合い、ひと安心。
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参加されたみなさま、お疲れ様でした!

次回の共同作業日は5月28日(土)。みなさまのご参加をお待ちしております。

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posted by 雑草屋 at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 農園風景(16年度) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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