2014年10月14日

10月集合日の様子

小松です。台風19号が吹き抜け、昨日までの寒さとはうってかわっての陽射しがつくばにそそがれています。先ほど田んぼを見てきましたが、被害もなく、水面に太陽がキラキラと輝いておりました。


さて先日の土曜日、参加者は少数精鋭での開催になりましたが、10月の集合日を行いました。前の週に襲来した台風18号の影響もそこまで残らず、畑に溢れていた水も収まり、過ごしやすい気候の中での集合日となりました。

午前中の畑では、まずは実習畑の観察から。夏野菜の作物はいよいよ最晩期、トマトもナスもピーマンも、そろそろ終わりになりそうです。枝豆は、実りが遅めの今年は豆のふくらみが今ひとつ。あと一息といったところです。毎年モグラの被害などでなかなか大きな収穫にたどり着かないサツマイモも、今年実験的に一部を耕して畝を立て直した箇所ではどっさりと太ったイモが育っていました。この冬以降の畝の養生を丁寧に行い、来春の栽培に準備していきたいところです。

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9月に種まきした葉物野菜はどんどん発芽し、密に蒔きすぎてしまった箇所ではそろそろ間引きが必要な時期になりました。枝豆の隣に作付したニンニクも、豆の葉っぱに隠れながらもすくすくと葉を伸ばしています。


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実習では、冬を越して来春に収穫するソラマメの種まきを行いました。例年、越冬の前に十分生育しきれずに小さいまま冬を迎えてしまうことが多かったため、今年は少し早い時期に種を蒔いてみました。秋から冬にかけての寒さにもよりますが、自然農の基本として時期を少しずつずらしながら、これからえんどう豆、麦類、ソラマメなどを作付していきたいものです。

共同作業は、台風18号で風に煽られて所々に損壊がみられた花壇エリアの修繕を行いました。隣接の芝生畑からの除草剤などを抑えるためにいただきものの寒冷紗を利用して垣根風にネットを敷設しているのですが、大風で支柱の竹ざおが倒れたりネットが外れていたので、張りなおしです。すぐにまた台風が来るので、あまり強固に張りすぎず、若干遊びを持たせての簡易修繕を行いました。


午後からの田んぼ作業は、集合日に稲刈りをする方がいなかった為に、稲架(おだ、はざ)を組んで稲を干すための干し場作りを行いました。スズメ除けのための共同ネットは、人数がいる作業なので今回は行わず、雑草を刈り、スペースを作って、第一弾の稲架を組むところまで行いました。

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翌日の日曜日にはFさんが今期第一号である稲刈りを行いました。台風19号を懸念されて、家に持ち帰って乾燥されるようです。台風後の田んぼでは、何も干してない稲架は倒れてませんでしたが、稲があったらもしかしたら倒れていたかもしれませんので、いい判断だったと思います。お疲れ様でした!

再来週25日は、臨時集合日(稲刈り)を予定しています。今後の稲の生育次第のところもありますが、概ね良好に進んでいるはず。これから雨が多くならずに、少しでも水位が少なく稲刈りしやすい状況になってくれることを願っています。



・2014年度の集合日予定カレンダー ならびに募集要項
・つくし農園の見学・体験について
・自然農について
posted by 雑草屋 at 12:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 農園風景(14年度) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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