1月13日、つくし農園に見学者がいらっしゃいました。お隣韓国からお越しのYさんは、ソウル出身ながらも、ここ最近単身で南部の農村に移住して「Natural Farming」をはじめられたとのこと。不耕起で、無肥料、無農薬で育てられているとのことで、英語でたどたどしくもありましたが、多岐にわたって意見交換できました。
つくし農園の畑では、枯れ草とわずかに残る冬菜や麦の芽を見て歩き、田んぼも見学。Yさんからも、韓国の気候、育て方、収量など、様々にご意見いただき、「(モグラや鳥など)害獣は害獣ではなく自然のメッセージなのだ」「麦と大豆とジャガイモの輪作がいい」など、彼の哲学や試みをたっぷりと聞かせていただきました。
有機農、Organic の韓国における知名度は日本と同様ですが、Natural farming は韓国ではほとんど知られていないのだそうです。しかしYさんからは、「だけどこれしか道はないじゃないですか。」と力強い言葉をいただき、握手して別れました。いつの日か韓国にお邪魔して田畑を見学できることを楽しみにしています。
短い日本滞在の中、偶然の出会いからつくし農園を訪れてくださり、ありがとうございました。自然農、Natural Farming の輪がアジアでも広がっていくことを楽しみにしています。
農園の取り組みとしても、そろそろ(ずっと懸念事項でしたが)、英語のサイトも用意したいものです!