実習では苗の移動、草刈り、目安棒や田植え紐の準備、田植えを説明しました。
雑草が茂って草原のような田んぼを草刈りし、苗代からとった苗を1本1本植えてゆきます。実習田では刈った草を帯状に丸め、後日の草刈り管理をしやすいように工夫しています。各区画、そうした辺りもみなさんそれぞれに工夫されているようです。
実習後は夕方までプレーヤー各自の田んぼでひたすら草刈り、田植え、田植え。普段は畑のみの参加で今回田んぼ実習を見学されたOさんは、午前中いっぱい実習田で雑草屋と共に田植えに汗してくれました。また、田植え初挑戦のYさん親子は実習田でしばらく田植え作業をやってみて、コツを掴んだところでご自分の区画で実践です。午後遅くには雨模様となった今年の集合日、皆さん雨ニモマケズ、遅くまで田植えを進められていました。早朝からすでに草刈りを済ませている方、前回の集合日から田植えを開始された方もいるので、つくし農園の田んぼは十人十色。今年の収穫が、今から楽しみです。
田植えの目安は「梅雨が明けるまでに植え終わる」です。特につくし農園の水田は天然の沁み水のみですので、梅雨が明ければ水位が下がり、根づきが悪くなることが考えられます。皆さん張り切って田植えを進めてまいりましょう。
また、田植え後の雑草管理は、田植え後2〜3週間以内に一回が理想的です。来週の7月集合日でも様子を見ることができると思いますが、各自草刈りに入るタイミングを見計らって、適度な草刈りを心がけてください。
夕方の解散後は、雑草屋自宅にて恒例のキャンドルナイト。夏至の翌日に開催した今回も、夜は19時を過ぎてもまだ明るく、普段あまり意識することのない空の明るさを感じながら宴が始まりました。
ファミリー参加が半数を占め、例年になく爽やかで健全な雰囲気(笑)。ろうそくの灯りに子供たちも穏やかな気持ちになったり、眠くなったり・・・いつもと違う発見があったようです。ナチュカフェさんの美味しいオードブルに加えて、Aさんご一家からお手製のベーグル・おにぎり・ひよこ豆のフムスまで差し入れをいただきました。各自が持ち寄った酒とつまみも楽しみながら、プレーヤー同士の交流を深めた夜でした。