農園においての放射線による影響を考えますと、
@農地での外部被曝
A作物からの内部被曝
の二点についてご心配されると思います。
@につきましては、つくば市の今現在の観測量(0.1〜0.2μSv/hの間)の放射線量が、農地からも同量に観測されると予想されます。丸一日(8時間ほど畑にいて平均約1μSvの外部被曝を受けると計算できると思います。月2回、年に24回来園されたとして、24μSvです。胸のレントゲン1回の被曝量が約50μSvとされています。これに、呼吸による内部被曝も考慮されることになりますが、現在は土壌に沈着していると予想され、呼吸による体内摂取はごく小さいものと考えられます。
Aにつきましては、雑草屋のお客様からメールでご質問をいただいた内容について返答したものをBlog(「毎日が自然農」記事内)に掲載しましたので、ご参照いただければと思います。
参照記事:「つくばの放射線について」
文中にも申し上げておりますが、専門家ではない者の判断ですので、あくまでも参考程度にお考えくだされば幸いです。
皆様に安心をお届けできるような宣言は私個人にできるはずはありませんが、悲観視と楽観視の世間でのものすごい振れ幅の中でなにが自分として判断できるかを考えた後に、現実の値から鑑みてつくばでの自然農作業は問題ないと断言するに至りました。皆様のご判断の一助になりましたらと思い、記載させていただきました。
雑草屋 小松学