[10月集合日]
10月集合日は、連休の10日に行いました。
畑実習では、えんどう豆、空豆、ライ麦の播種を実施。9月に播いた大根やカブの種が、発芽して少しずつ大きくなっていく様子も観察できました。いよいよ種播きは、来期につながる作付に移り始めてきましたね。草刈りは、集まったプレーヤーで、共同草刈りを行いました。自身の区画の周囲で、雑草が覆うように生えてしまっている箇所を、使い勝手の良いように刈りそろえました。自分の畑を利用する以外に、周囲をある程度綺麗にするのは、一人では面倒になってしまいますが、こうして集合日でそろって作業すると10分程度で済んでしまうのがいいところですね。いつもご協力感謝します。
田んぼでは、稲刈りを目前に控えての稲架(おだ)組み実習を行いました。まずは干し場の確保の為に、これまた皆で草刈りです(笑)。つくし農園では、何をするにもこうした下準備作業が必要なのです(笑)。干し場を用意できたら、いよいよ稲木を組んで稲架を作っていきます。毎年毎年経験していく中で手馴れた様子のプレーヤーと初体験のプレーヤーが自然に混合チームを組んで作業にあたりました。自然農や稲架に限った話ではありませんが、天然素材の造作物は、しっかりと、上手く建てられると、その出来栄えが美しさに比例します。上手く出来たら綺麗で、ちょっとまずいとなんかゆがんで見えてしまうもの。はてさて、上手く建てられたでしょうか。
周囲の区画よりも実りの早い方は、さっそく稲刈りスタート! 臨時の稲刈り実習も行い、先ほど組んだ稲架に掛けて、いよいよ、つくし農園に、稲刈りシーズン到来いたしました。
[臨時集合日]
先週末の25日(日)には、臨時で稲刈り実習を行いました。早稲の稲は既に刈り取り十分の様子。やることは刈って結わえて稲木に干す、それだけですが、聞くのとやるのはまた一味違うもの。
実りの様子や刈る時期も、稲の種類によって様々なつくし農園。実習では雑草屋の香り米を刈り取りました。田んぼの足元はまだまだ水が残る湿地田ですので、刈ってそのまま田んぼに置くわけにはいきません。実習ではムシロを畦道に広げて、刈った束を重ねていきました。
刈り終えたら昨年の稲藁で束を結わえます。ここでも一工夫、水につけて湿らせた稲藁で、くるくる回して手元できゅっと縛り上げます。これも言葉では説明できません。
束ね終えたら稲架(おだ:この地域ではこう呼びます)に掛けて干します。またまたここでも一工夫、2:1に束をずらして交互に竿竹に掛けていきます。こうすることで乾燥効率、干し場節約、雨水対策、などの効果抜群の稲架掛けが可能になります。干し終えたら、昨年も行ったスズメ対策を仕上げに行います。隣の葦のジャングルから聞こえる無数のスズメの鳴き声には、ついつい怯みそうになりますが、ここでもちょっとした工夫を。鳥の、羽に当たる物を嫌う習性を利用し、見え難い黒糸を干した稲の周囲に張り、スズメの攻撃を防ごうというもの。鳥避けネットで被えば一番ですが、はてさて効果やいかに??
実習後にそれぞれの稲刈りを進めつつ、お昼は恒例の持ち寄りランチパーティーを開催しました。参加プレーヤーの皆さんが少しずつ持ち寄っただけでも、みんな合わせると超豪華ランチになるのがいいところ。メニューは書ききれませんが、美味しかったですなー。ごちそうさまでした!!
左には、さらに倍以上のメニューがズラリ(笑)。