当日の3月14日は、雨の朝、やまない雨、テントの破損、大躍進の田んぼ作業、怒涛の懇親会、なかなか盛りだくさんの一日。皆さんの感想をお借りすれば、短くて濃い一日でした。(一部には長い一日の人もいるね。)
土曜の朝9時には雨雲が抜けるという前日予報が、更新されるたびに後ろ倒しになっていき、当日早朝の予想では午後14時にやっと曇りマークという状態となり、もちろんこういうときばかりと予報はあたり集合時間の10時にはなかなかの強い雨になってしまいました。小雨決行のつくし農園ですが、冬の寒さが残るこの時期の強い雨ではやむなく、午前は中止、午後からの開催となりました。 熱心なプレーヤー数名は、午前から集合して雑草屋敷(拙宅)にてお勉強会です。
さて、強引に期待してスタート時刻の13時。皆さん彩り様々の雨対策を身につけてしっかり集合です。ところが、雨足は治まる気配はなし。それでも天気図での寒冷前線は既につくばを抜け、この雨がすぎれば天気は回復するはず。もう少し待っての実習スタートとし、それまでは各自雨宿り、畝作り、畑観察の時間としました。とはいったものの、普段は畑に来られないプレーヤーさんたちの情熱はなかなかのもので、雨をものともせずに畝作りをできる限り進めようという熱気に包まれてましたね。畝作りを済ましてあるプレーヤーと私は、風で一部壊れたテントを修復しながら雨が通り過ぎるのを待ちまして、14時を過ぎるころ、無事天気は回復をみせるのでした。
ようやく畑実習。雨上がり直後は本来作業には向きませんが、手順とやり方として、ジャガイモの植え付けと、筋蒔きの播種を行いました。春から始まる、新しい命の種をおろす作業の幕開けです。作付箇所の土を少し動かして、その命の間に種芋や種を落とし、また土や草をかけて発芽を待つ。シンプルなこの基本作業を体で覚えてしまうと、自然農はとても楽しいものになると思います。難しいことを特別にやっているのではなく、あたりまえの農の基本作業と自然の理に沿う手順をミックスさせて、畑と向き合いながら見つけていけば良いのではないでしょうか。まあそれが難しいといえば難しく、楽しいといえば楽しいのですな。
雨の上がり切らぬ中、ジャガイモと筋蒔きの実習を行いました。
変則的な時間割の今月の集合日、田んぼ作業は16時近くになってのスタートとなりました。今回は、2月の続きの田んぼ拡張工事第二弾。とはいえ、このところの多雨により田んぼの水は溢れんばかり。先月以上に作業が難航しそうです。そこで前回の反省をもとに、「土上げ+畦道づくり」という同時進行をやめ、「土上げ」一本に絞り畦道作りは後日に回す作戦に変更しました。約1時間半、悲鳴と談笑と励ましの飛び交う中、やや「船頭多くして…」の部分もあった感もありますが、それも愛嬌、「このあとのビール!」が皆さんの頭に浮かんでいたかどうかは定かではアリマセンが素晴らしいペースで工事は進行しました。懇親会の送迎バスが到着するなんと15分前まで、それこそ日が西に傾くまで頑張り、なんとか目標到達です♪ これで、全くの人力のみで新規区画が2区画増えたことになります。皆さんお疲れ様でした〜。まだもう少し、高低の微調整と、畦道補強が残されていますが、とにかく、今日は終了!
※作業の様子の写真はありませんが、成果をご案内します。
田んぼ作業の汚れを落としたら、後は懇親会。昨年秋に引き続き、つくば市の「けんちん亭」さんにお邪魔しました。おいしい田舎料理と、飲み放題♪、乾杯して、プレーヤーが思い思いに自己紹介して、食って飲んでお話して、これ以上、書くことありません。大分遅くまで存分に宴もたけなわを楽しんで無事解散。明日も作業を!というプレーヤーさんと、まだまだこれから!というプレーヤーさんの一部は、拙宅になだれ込み、夜な夜な宴は続いていたそうな、Zzz。
つくし農園、いよいよもってスタートといった感がでてきた、3月の集合日でした。ではでは。
※実習日の写真の提供はyamaさんにご協力いただきました。いつもありがとうございます。