2016年04月28日

4月共同作業日【穀雨】のお知らせ

こんにちは。小松です。

前回の共同作業日に引き続き、この土日にも田畑で作業されていた皆様、お疲れ様です。続きまして今週末は、4月の2回目の共同作業日です♪

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このところの日中の暖かさで、種まきして10日ほどで発芽が見られるようになってきました。畑の野菜たちも、田んぼの稲も、むくむくと、芽を出し始めてくる頃ですね。

それでは30日(土)の共同作業日【穀雨】のご案内をいたします。

22日に満月を迎えた月は、また約15日かけて新月へと向かいます。満月から新月にかけての農作業は、土の中に命を育むのにふさわしい頃とされているようです。つまりは、根菜や球根作物などの野菜です。この時期に作付けを迎える作物としては、里芋、生姜、菊芋などがあげられます。もちろん、ずらし蒔きとして、葉物や果菜類の夏野菜の種まきも引き続きするのもいいですね。

田んぼでは、苗代への種降ろしも進めていきます。前回では、豊里(うるち米)を種まきしました。今回の共同作業では、Hさんから提供いただきました、ハッピーヒル(うるち米)を蒔きたいと考えています。

まだ苗代作りをされていない方は、ゴールデンウィーク種蒔きのリミットになりますのでお気をつけ下さい。

それでは下記、共同作業日のご案内をご確認ください。

=== 当日の概要 ===
1.日時
 ・4月30日(土)午前   9:00〜12:00
          午後  13:00〜17:00

 ★4月から集合時間が9時に変更になってます。ご注意ください!★

2.内容
・午前…畑実習(9:00〜12:00)
 >芋類の作付け(サトイモ、生姜他)
  (9:00〜9:30)
 >各自自由作業(各区画での実習)
   (9:30〜11:00)
 >共同作業(バイオトイレの引越し、補修)
  (11:00〜12:00)

・昼休み(12:00〜13:00)

・午後…田実習(13:00〜17:00)
 >苗代観察(発芽、雑草の様子)
  (13:00〜13:15)
 >苗代作成実習
  (13:15〜15:00)
 >各自自由作業(各区画での実習)
  (15:00〜16:30)
 >共同作業(畦草管理など)
  (16:30〜17:00)


3.用意について
・服装
(1)長靴、地下足袋など、汚れても良い履物
 ※天候によっては泥水の中で作業する場合があります。
(2)作業着、着替え、タオルなど
(3)軍手など
(4)タオル

・農具
(1)ノコギリ鎌
(2)鍬
(3)園芸スコップ


・苗代作りに必要なもの(ご自分で苗代を作る方のみ)
(1)タネモミ
 つくし農園としては昨年の種籾の中から以下の3種を用意します。
 ※粳米(トヨサト)、赤米(神丹穂)、香り米、など
 雑草屋の種籾は自家採種ですので発芽率、性質に保証はできません。
 いい種籾がある方、お分けできる方、お持ちいただければ幸いです。

(2)鳥避け網(苗代用)
 大きさは2.5m x 3m 以上で、網の目の細かいものをオススメします。
 目が大きいとスズメにやられます。購入はホームセンターなどで可能。

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以上、ご確認ください。


・2016年度の集合日予定カレンダー ならびに募集要項 ・交通案内
・つくし農園の見学・体験について ・自然農について
・つくし農園で育てやすい野菜 ・自然農Q&A(いただいた質問に対して)
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苗代への種まき ─4月共同作業日【清明】の様子(田んぼ編)

4月16日(土)の共同作業日の様子、畑編に続きまして、田んぼ編です。「苗代への種まき」を詳しくお届けします。ご自分の区画でこれから苗代に種まきをされる方は参考になさってください。また、今年度初めての田んぼ参加者で種まき作業に出られなかった方も、共同苗代のことは理解しておいてくださいね。
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●苗代への種まき
3月上旬の共同作業で準備しておいた苗代には、もう様々な草が伸び始めていました。
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にょっきり生えているのは葦(あし、よし)です。このあたりはもともとが湿地で、葦田になっているのです。

雑草管理を行うため、藁をめくって近くにまとめておきます。藁はまたあとで使うので、揃えて扱います。
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大きな葦は抜き取り、小さな雑草は鎌先や手先を使って取り除きます。
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つくし農園は水管理ができない天水田なので、一般的な自然農の(水管理ができる)田んぼの苗代とは作り方が異なります。これまでご紹介してきた苗代の作り方は、高さも含めてつくし農園の経験則からなるオリジナル手法です。

水がふんだんにある中での作業。土の表面をならすのにまず水を適度にかけます。
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泥をシャベルの背や手で均していきます。このときに手で触れてわかる大きな根があれば取り除きます。
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次に、細かい土をふるいにかけて苗代にふりかけます。泥に直接種まきをしてしまうと、種が泥にまみれてしまい、均等に並べ替えができなくなるからです。

ふるいにかけるためには湿った土では困るので、陸地の草を剥いだ地中から土を掘り出し、一輪車の中でよくほぐしておきます。雨上がりなどは朝のうちにこの土を用意しておくと、乾いて作業がしやすくなります。
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小石や根っこもよく取り除いて、ふるいの作業効率を高めます。

種まきをする苗代全体に、細かく均等に土をふりかけた状態。
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種籾は、昨年の田んぼの中で品種ごとに特に立派な株を選んで、稲刈りの際に真っ先に刈り取って個別に保管しておいたもの。種まき前に種籾を水につけて、浮いたものは取り除き、沈んだものだけをザルにあけて乾かします。乾いていたほうが種籾同士がくっつかず、作業しやすいのです。
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自然農の苗代の大きさは、川口由一さんの手引きを参考にしています。目安として、1畝(約30坪)の田んぼで1.2m×2m。つくし農園の一区画は約0.4畝ですので、1.2m×1mで余裕のある大きさです。
また、種籾の量は1畝で約0.7合ですから、つくしの区画では半合もあれば十分すぎる程ですね。


まずは全体におおまかに種籾を散らしていきます。几帳面な人はこの時に端から等間隔に並べるとか・・・?
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自然農の田んぼでは、なるべく大きく育った苗を1本1本手植えしたいので、みんなで1.5〜2cm間隔になるよう、種籾を並べ直します。
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男性陣は、この種籾の作業が一年で一番苦痛だとか。一人で黙々と、ちまちまと並べ直す作業はかなりつらいとのこと。共同作業日にみんなで進めるととても捗りますね。

だいたい各自の持ち場が完了したところで、ポジションチェンジをすることに。
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別の人の作業後に改めて並べ替え。
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足りない箇所に種籾を補い、仕上げていきます。
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種籾の上にも、ふるいで細かな土をかけます。
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ふるいの作業はコツがいるうえ、土が重いので意外に重労働。
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年に一度だけ活躍するローラーで、土が動かないよう表面を優しく鎮圧します。
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種籾の発芽までの土壌の保湿と、適度な日光を確保するため、近くの陸地からイネ科のツンツンした葉っぱを選んでふりかけます。このとき雑草の種が入ると雑草の種まきになってしまうので、草はよくよく選びます。
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最初に揃えて取っておいたかけ藁を、再び均等に広げます。お米の発芽まで、かけ草だけだと強風で吹き飛ばされて地表があらわになってしまう恐れがあるので、藁でおさえるイメージですね。
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草と藁をかける量は、うっすらと土が見えるくらい。伝え方が難しいとのことですが、赤ちゃんの頭のイメージ、だそうです。うーん。


大規模伐採・大規模開発が進むつくば市では、スズメの被害が深刻になっています。つくし農園の周辺地域では、雑草も除草剤で軒並み枯らされるので、エノコログサなどスズメの餌になるような雑草の種が実る場所も非常に少なく、スズメが困窮しているようです。

スズメ対策を何もしないでいると、種まきした種籾は100%食べられてしまうので、厳重に鳥除け対策をします。
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このあたりは自然農の本とは大きく異なるところですね。

竹と麻紐を駆使して、目の細かいネットをピンと張ります。鳥除けネットだけは天然素材とはいきません。ネットの張り具合は、スズメが数羽乗っても苗代に届かないくらい。集団で襲われることを想定して、しっかり張っておきました。
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ネットのふちにはたっぷりと枯れ草をのせ、横からの侵入を防ぎました。
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苗代への種まきはこれで終了!参加されたみなさま、お疲れ様でした!

次回の共同作業日は4月30日(土)。みなさまのご参加をお待ちしております。

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