雨で1日順延となって11月15日開催となった集合日。参加者は少ないものの、ゆっくりと田畑を見て回る贅沢な時間が持てました。ありがとうございました。
前日まで続いた雨で、稲架(おだ)が1つ倒れてしまい、その修復からスタートしました。
水をたっぷり吸った稲束からは、ぽたり、ぽたりと絶え間なく雫が垂れています。稲架の一部に不安定なところがあったようで、雨で3〜4倍の重量になった稲束に耐えきれなかったと思われました。
田んぼプレーヤーさんの中には、ご自分の稲束がどれかわかるように手作りの名札を下げていらっしゃる方も。区画近くの桑の木から作ったそうです。
実習区画に使っていた鳥除けネットを丁寧に畳み、来年使うときにも困らないように片付けました。
ずいぶん稲刈りが進み、水面が光るばかりとなってきました。
まだ刈り終えていない管理人の神丹穂には、スズメやキジが集中しています。来年から、ネットのサイズはひと回り大きく、区画を側面まで隙間なく覆えるものにしなくては・・・
それから畑に移動して、実習畑から根もの野菜の収穫をしてみました。
数日前の試し掘りでは豊作だった落花生は、ネズミにあらかた食べ尽くされていました。
麦は各種、順調に育ってくれています。
霜が降りるようになったら数回、麦踏みをします。
試みとして、畝直しも兼ねて20cmほど土を起こした畝に植えたサツマイモは、しっかり大きく育っていました。嬉しいですね。
こちらは草の中に直接植えつけたサツマイモ。ありのままのつくし農園の土の状態としては、まだ実りは小さいようです。
10月下旬に一度下りた霜で枯れたはずのジャガイモが、いつの間にか復活していました。秋ジャガ収穫となるでしょうか?
秋蒔きの葉物野菜にカブ、大根などが、次々に芽を出しています。
適切な時期の間引きがいかに大切かを示す面白い畑を、プレーヤーのMさんが見せてくださいました。
右端はきちんと間引きをしたところ、右から2番目の列は間引きを全くしなかったところ。奥のほうは後から間引きをしたところなど、実験的に1週間ごとに作業をずらして結果を比べておられました。
間引きはつい億劫で後回しになりがちですが、こんなに生育に差が出るなら、やはり適切なタイミングで間引こうと思いますね。
葉物野菜と柔らかい雑草たちが、ふわふわと生い茂る様子。
とても自然農らしい、美しい眺めです。
9月蒔きの野菜たちはすっかり大きく育っていました。
Mさんは、枯れたトウモロコシを空豆の支柱として活用するそうです。
素敵ですね!
水菜も旺盛に茂っています。
いろんな野菜がイキイキと育っている畑を見ると、元気が湧いてきますね。
周辺のプレーヤーさん達の区画もひととおり見学させていただきました。
立派なカブ!
こんなに見事に育ったカブは、管理人も久しぶりに見たそうです。
こちらはずらりと並ぶジャガイモ。
秋ジャガが待ち遠しいですね。
生姜の生育状況は今ひとつ。草刈りに手が回らなかったためと思われます。
毎年、種おろしの時期に悩む空豆。種まきが遅れた実習畑では発芽して間もなく、この時期にこのくらいですと、冬を越すにはまだ小さいようす。この秋のあいだにもう少し生育して、寒さ対策などして春を迎えられといいですね。
時期をずらしながら種をおろしたり、品種を複数にしてみたり、みなさん工夫しながら秋蒔き野菜を育てていらっしゃいました。
それぞれの作業をするべく、集合日は早めに終了となりました。
参加された方、お疲れ様でした!
次回集合日は11月28日(土)臨時集合日です。
終日脱穀作業を予定していましたが、先週の集合日が順延だったこともあり、希望者及び参加者がいらっしゃいましたら、午後に畑の実習を行いたいと思います。ご参加お待ちしております♪
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