2015年11月10日

稲刈り集合日の様子

こんにちは。雑草屋の嫁です。
10月31日の稲刈り集合日に参加されたみなさま、お疲れ様でした。
※今回は「稲束の縛り方」について詳しくご説明します。

曇り空で肌寒い日でしたが、なんとか稲刈りを午前中に敢行できました。
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刈る稲束の目安は、女性の手で親指と人差し指で丸を作ったくらい。男性だと人差し指の第一関節と親指で丸にしたくらいで束にして、1束ずつ交差させながら刈っていきます。
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刈ってから干すまで、穂先に泥がつかないように注意します。

ズシリと重みのある稲を刈るのは嬉しいもの。
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一方、たくさんスズメに侵入された区画は「藁を刈ってる気分です・・・」という声も。スズメのしわざと思しき籾殻を、あちらこちらで見かけました。
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時折、稲霊(いなだま)にも出会います。かの有名な寺田本家さんでは、稲霊からとれた稲麹でお酒を作っているそうです。
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畦に植えた大豆は見事に熟し、はじけ始めました。こちらも嬉しいですね。
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●稲束の縛り方 (※一部の写真は別の日に撮影したものです)
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天日でじっくり干すためには、しっかり縛らなくてはなりません。
後で稲架(おだ)にかけて干すために、稲刈りした束は、3束ずつを1束に束ねてゆきます。

稲束を縛るのに使うのは、昨年の藁。
予めよく水につけておき、4本くらいを上下交互に揃えてまとめ、軽くねじって用います。
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交差するところでねじり始めます。結び目は作りません。
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なるべくしっかりねじります。
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ねじった部分はこのくらいになります。
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乾燥したら茎が細ることを考慮して、きつく締めあげます。
穂先を下にし、ねじり箇所を指先で強く持って立ちます。
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できるだけ稲穂を振り回さないように、稲束を竹とんぼの軸、持っている腕を竹とんぼの片翼のイメージで回します。稲束を包む円周が小さくなるよう、ねじりを内側に増やすイメージで、稲束と藁の隙間をなくします。
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ぎゅっと隙間が詰まったら、最後の仕上げへ。
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ねじり箇所を円周と稲束との間に差し込みます。
ちゃんと締まっていると、親指が痛くなるほど固いですが、グッと押し込みます。
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これで稲束の縛りが完成です。
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この束をどんどん作っていき、全て縛り終えたら干し場へ移動。
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稲束は左右を1:2に分け、向きを交互にしながら竹にかけてゆきます。
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1:2に割った稲束を交互にかけてゆくことで、上部・下部それぞれ4つの突起がある状態で組み合わさります。外側(1の部分)は雨に濡れやすいが乾きやすく、内側(2の部分)は密集してはいるけど雨に濡れない、総じて、全体が同じくらいに乾いてゆくことになります。
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ネットに侵入するスズメを想定して、今年は干した稲自体にも直接、ネットをかけます。花壇にも使っている、いただきものの寒冷紗がここでも活躍しました。
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最後に、おいしい持ち寄りランチで臨時集合日は終了♪
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参加されたみなさま、お疲れ様でした!そしてごちそうさまでした!


次回集合日は11月14日(土)です。ご参加お待ちしております♪


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稲刈り準備(干し場作り、稲架作り)の様子

こんにちは。雑草屋の嫁です。
遅くなりましたが、稲刈り前に行っていた干し場作り&稲架(おだ)作りの様子をお届けします。

10月18日、田んぼプレーヤーの有志が集まり、干し場のネット張りをしました。前回集合日、みなさんと共同作業で作った干し場スペースに柱となる竹を深く立ててゆきます。
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田んぼと違って竹が刺さりにくいので、細いスコップや移植ゴテなどで深い穴をあけ、力いっぱい突き立てます。
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田んぼと同様にネットを張っていきます。
干し場はお米が密集し、時期的にもますますスズメに狙われるため、ちょっとお値段高めの、網目の小さなネットを張ります。(これでも命がけで押し入ってくるのです)
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地面ぎりぎりまでネットをピンと張ります。
このままでは地面すれすれの隙間が残ります。
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そこで、どんな隙間も残さないよう、刈り草を大量に積み上げます。
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これで、四方と上面をネットで囲んだ干し場が完成しました。
Mさん、Hさん、ありがとうございました。

そして10月26日には、稲束を直接かけて干すための稲架(おだ)を用意。
こちらは農作業体験の方と一緒に作成しました。

基本構造は3本脚で、両端の脚を組みたてます。ここには荒縄を用います。
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脚と脚の位置関係は、ハの字になるよう配置します。中ほどにも複数の脚を設けますが、それが2本脚であれ3本脚であれ、隣り合う脚同士がハの字に並ぶようにします。
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きちんと作れば、大人1〜2人がぶら下がっても大丈夫です。
(この竹はちょっと古くて割れ目が入っているため、ぶら下がらずにおしまいです)
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LONOFerのYさん、ありがとうございました。


このあと、31日の稲刈り集合日を迎えました。
その様子は追ってご報告いたします。


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