2015年05月11日

つくし農園で育てやすい野菜

新しいプレーヤーの方々から、
「自然農(つくし農園)で育てやすい野菜は何ですか?」
という質問をいただきました。

自然農を指導されている川口由一さんのお話だと、十全に整った畑であればどんな野菜でも育つ、ということです。

が、つくし農園の畑ではなかなかそういう具合にはいきません。前年までの経験から、育てやすい順にグループ分けを考えてみたいと思います。(2015年時点)


【1】植えたら、蒔いたら、とりあえず収穫できるグループ
・春〜夏:米、大豆(枝豆)、小豆、菊芋、アピオス、ササゲ豆、ミョウガ
・夏〜秋:ワケギ、えんどう豆

【2】大きさ、量はともかく、なんとか収穫できそうなグループ
・春〜夏:ジャガイモ、里芋、生姜、ミニトマト、オクラ、ニラ、インゲン
・夏〜秋:ニンニク、ラッキョウ、ソラマメ、長ネギ、ライ麦

【3】畑の状態によっては、収穫も可能な(ダメなこともある)グループ
・春〜夏:トマト、キュウリ、サツマイモ、カブ、小松菜、バジル、モロヘイヤ
・夏〜秋:玉葱、大根、人参、牛蒡、カブ、小松菜、麦各種

【4】なかなか収穫に至らないグループ
・春〜夏:ナス、ピーマン、シシトウ、カボチャ、スイカ、トウモロコシ、ゴマ


以上、思いつくままに挙げてみました。
※この「育てやすさ」のグループ分けは、自然農全般ではなく、
 あくまでも“つくし農園での育てやすさ”ですのでご注意ください。

種の来歴や、苗で植えるか種で蒔くか、などで違いも出てきます。
他にも皆さん、補足できる作物がありましたら追加してみてください!

また、以下の記事も参考になるかと思いますのでリンクをまとめておきます。

自然農Q&A(いただいた質問に対して)
種・ジャガイモを選ぶ
農具を選ぶ
種、ジャガイモ、農具について

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・2016年度の集合日予定カレンダー ならびに募集要項 ・交通案内
・つくし農園の見学・体験について ・自然農について
・つくし農園で育てやすい野菜 ・自然農Q&A(いただいた質問に対して)
・雑草屋Facebook ・雑草屋ホームページ
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自然農Q&A(いただいた質問に対して)

新規プレーヤーの方々からいただいた質問がありましたので、共有したいと思います。ご質問くださった皆さんありがとうございます。


Q:一般に売っている夏野菜の苗は、自然農に向くのか?

A:
市販されている苗は、肥料や薬剤などが含まれている土で育てられています。とはいえ、そこまで気にすることもないと思います。ポイントは、苗よりも、品種です。品種によってはほとんど育たないので、こちらの記事(育てやすさのグループ)を参考にされてください。
最近ホームセンターで売られ始めるようになった「有機栽培の苗」は、比較的育ちやすいような感じがします。


Q:畑から少し遠いので、サツマイモとか、サトイモとか、あまり手がかからないものの方が安心か?

A:
手がかからない、という意味では、草刈り管理がしやすいので葉っぱが大きい作物は手がかかりにくいと言えるでしょう。大雑把に分けると、
【 種芋を植えたモノ>苗を植えたモノ>種を蒔いたモノ 】
の順で、草刈り管理はしやすいです。理由は葉っぱが雑草に負けにくいからですね。

ただこれも、育てやすさのグループが優先するので、カボチャやスイカなどは葉っぱが大きいとは言っても安心とは言いにくいです。

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Q:育てる野菜によっては支柱など必要かと思いますが、どうしたらいいですか?自分で用意するのでしょうか?

A:
支柱や鳥避けネットなど、必要な資材は基本的には個人で用意していただいております。できるだけ天然資源のものを推奨していますが、ネットなどは難しいですね。支柱用の篠竹は、1月の臨時集合日にプレーヤーさんと協力して集めたモノが100本近くありますので、そちらをご利用ください。


Q:自然農の暮らしで、一番よかったことは何ですか?

A:
今、こうして、今の暮らしができていることです。
なかなか難しい感覚ですが、ライブ感を持って、今の人生を選択しているという思いがあることは、一番よかったと思えることです。

作物が育つ、育たない、自然農の畑に向かう、向かわないは、
最優先事項ではなく、自然農的な感性をもって生きること。

あきらめずに見守ること。程よく手をかけること。
自分のしたいように望みすぎないこと。
周囲と自分のタイミングや流れに寄り添うこと。

畑も、暮らしも、そのあたりが大事なんだなーと思いました。




以下の記事も参考になるかと思いますのでリンクをまとめておきます。

つくし農園で育てやすい野菜
種・ジャガイモを選ぶ
農具を選ぶ
種、ジャガイモ、農具について

IMG_20140730_071645.jpg


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2015年05月16日

5月集合日の様子

こんにちは、雑草屋の嫁です。5月9日(土)は新規プレーヤーさん3組、新規聴講生1名を迎え、賑やかな集合日となりました。参加されたみなさん、お疲れ様でした!

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畑実習では、里芋・生姜を植えました。里芋は葉が大きくなり育てやすいですし、生姜はつくし農園でも比較的よく育つ作物のひとつ。この時期に植えておくと楽しみが増えますね。

有機栽培と慣行農、2種類のトマトの苗を植え、ズッキーニの種まきをしました。から植えるか、苗床で育てて移植するか、購入苗を植えるか。どれが育ちやすいかを試すのも面白いですね。どうしても育ててみたい野菜なら、適期に畑に種をおろして、保険で苗床でも種をおろして、そのどちらもうまくいかなかったら苗を買ってきて植える、というのもいいと思います。

実習畑では、落ちたムカゴから芽生えた山芋のつるに支柱を作って育てることにしました。山芋を植えて増やす場合は1〜2年で山芋が収穫できるようですが、ムカゴからの繁殖では3〜5年かかるそうです。気長に待ちましょう。
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スナップエンドウが膨らんでいました。あとひと息で収穫です。
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じゃがいもの芽かきも行いました。
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芽かきをするのは慣行農では当たり前ですが、自然農では必ず必要とも言えず、(本などを見る限りは)奈良の川口さんも芽かきはしていないそうです。プレーヤーさんからも「今年は芽かきをせずにたくさん光合成をしてもらおうかと思う」といった試みが聞かれ、夏の収穫でどんな結果になるのか楽しみです。
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共同作業は竹の運搬。長い孟宗竹を手分けして担ぎ、小松宅から畑まで運んできました。おかげさまでテント用の支柱がリニューアル♪
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つくしテントに歴史あり。過去の記事を読んでいただくと、テントに愛着がわくかもしれません。   ⇒白テントについて ⇒テント復活♪

お昼は車座になって四方山に語らいました。子どもたちの交流も微笑ましく、今年のつくしキッズも賑やかになりそうな予感です。

田んぼ実習では、苗代の様子を確認しました。例年より稲・雑草ともに伸びがゆっくりだったため、大きな葦を切った以外は、来月の田んぼ実習へ持ち越しとしました。
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自由作業の時間には、新規プレーヤーさん用の苗床を作りました。

自然農では、苗代も草の生えた田んぼの中に作ります。
まずは、苗代にしたいエリアの草刈り。土が出るくらいまでノコギリ鎌で刈ってゆきます。
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四隅に棒を立て、四辺の目安をつけてから、残っている大きな雑草の株元を刈ります。
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スコップで周囲の土を掘っては乗せ、掘っては乗せ、土のかたまりをスコップや手で砕きます。湿っているうちは扱いやすく感じる土のかたまりも、乾けばのようにカチカチになるため、なるべく丁寧に。
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どんどん土のかたまりをほぐしつつ、大きな草の根っこを見つけては、苗代周辺にできた溝に落とします。このとき、根っこをポイとそのへんに投げてしまうと、将来田んぼにする場所に根を張ってしまうので、必ず溝(水に浸かり続ける場所)に入れます。
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別の場所から土を運んできました。草の種の入らない土、というのが肝心で、そのためには地表の草の種をできるだけ避け、スコップで深く掘り、深いところから土を持ってくる必要があります。
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草の根を除き、土を手で細かく砕いては、ふるいで苗代全体に土をかけていきます。どのくらい細かくするかですが、種籾が土の小さなかたまりの間に落ち込んでしまうとうまく発芽できない、そこから考えるとわかりやすいそうです。

ふるいは網が交換できるようになっていて、網目の大きいもので土をふるったのち、細かいものに換えて再び細かな土をふりかけます。この工程を丁寧にすることが、稲の順調な発芽を支えるようです。
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田んぼの一角では衝撃の光景が・・・
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Mさんが丹念に研いだ草刈りホー(写真奥)で、田んぼの休憩スペースの草をかなりのスピードで刈ってくださいました。自然農の本で時折見かける草刈りホー。立ったまま稲の間の草刈りができるもので、間近に威力を見せてもらいましたが、これはすごい!です。道具の手入れが丁寧だと、素晴らしいパワーを発揮しますね。MさんNさん、ありがとうございました。
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共同作業は畦道の草刈りを行いました。草の根っこは畑の土を耕して柔らかくしてくれます。つまり、畦草を放置すると、大事な畦道が柔らかくなって崩れてしまいます。ですので、自然農でも畦草はきちんと刈ります。
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自生するセリに気づいて収穫したり、プレーヤーさん同士で色々にお喋りしながらの共同作業タイムとなりました。最後までみなさん、お疲れ様でした!
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次回の集合日は6月6日(土)。みなさんのご参加お待ちしております♪

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2015年05月27日

6月集合日のお知らせ

つくし農園の皆様

こんばんは、小松です。

いよいよ、日中の暑さが強くなってきました。
ここ数日は晴れが続いていますが、5月前半までの乾燥も時折の雨で潤いもみせ、田畑はぐっと緑が増してまいりました。

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土壌がむき出しの畑と違い、雑草に覆われている自然農の畑は、朝露に包まれます。明け方畑に足を踏み入れると、雨でも降ったのかと思うほど、足元が濡れてきます。自然の仕組みは見事にできていて、強い陽射しによる乾燥もこうして毎朝毎朝、程よい湿り気を自らの営みの中で取り入れているんですね。

そんな朝露に囲まれていると、生い茂る雑草も憎らしさではなく、共に育つ仲間として程よく残していきたいと、ついつい思ってしまうものです。

さて、6月の集合日は、第1土曜日の6日を予定しております。毎月と異なりますのでご注意ください。第3土曜日に田植え集合日(任意参加、記事末尾参照)があるため、変則的な日程になりますがどうぞよろしくお願いします♪


畑作業では、大豆小豆類の種蒔きがいよいよスタートします。
ソラマメ、えんどう豆も収穫時期を迎えています。前述した、朝露のことも考慮しながらの、自然農としての草刈りのポイントなども実習でお話したいと思います。

田んぼ作業では、田植え集合日を前に、苗代の草取りや田んぼの草刈りをメインに行なっていきたいと思います。いよいよ迎える田植えの前の、大切な準備作業となりますね。

暑さが本格的になってきました。暑さ対策は十分にご留意いただきたいと思います。日中の作業着は半袖シャツを着ることが多いと思いますが、虫さされや草まけの予防や、日焼けによる体力の消耗などの点からも、薄手の長袖シャツをオススメいたします。

とはいえ、毎日の作業の私と違って、半袖で陽射しを楽しむ!というのもアリかもしれません♪

以下、集合日の概要をお送りしますのでご確認ください。


=== 集合日の概要 =================================
1.日時
 ・6月6日(土)午前 9:00〜12:00
         午後 14:00〜17:00
  ★8時45ごろから日除けテントの設営を行います。
   お手伝いいただける方はご協力下さい。
  ★日中の暑い時間を避けるため、昼食時間を2時間休憩します。
   集合時間は午前は9時から午後は14時からです。ご注意を。

2.内容
・午前…畑実習(9:00〜12:00)
 >大豆、小豆の播種、サツマイモ定植、えんどう収穫、夏野菜管理
  (9:00〜9:45)
 >各自担当箇所草刈り&自由作業
   (9:45〜)
 >共同作業(畑の観察会、周囲の雑草管理)
  (11:15〜12:00)

・午後…田実習(14:00〜17:00)
  >苗代雑草管理、ネット外し、田んぼの草刈りなど
  (14:00〜15:00)
  >畦草刈り&各自作業
  (15:00〜)

3.用意について
・服装について
 ※暑くなってまいりました、各自暑さ対策をご準備ください。
 ※田んぼ作業では、泥による汚れが懸念されます。
 (1)長靴、地下足袋(田んぼでは深めの長靴が好ましい)
 (2)作業着、着替え
   (晴れたら陽射し対策、雨なら着替えを。長袖、帽子も)
 (3)蚊が出てくる季節です!!携帯用蚊取線香などのご用意を。
 (4)タオルなど

・農具
(1)ノコギリ鎌
(2)鍬
(3)園芸スコップ
(4)園芸ハサミ(苗代の草管理に必要です)
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※6月20日(土)は臨時集合日(田植え)を予定しています。
夜は、毎年恒例のキャンドルナイトパーティーを行う予定です。

夏至(22日)を直前に迎え、田植え作業で疲れた後は、
我が家でオードブルを囲んでロウソクの夜を楽しみましょう。

臨時集合日の詳しいご案内は、後日ご連絡いたします。
こちらもどうぞお楽しみに♪



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