2014年06月26日

6月田植え集合日の様子

小松です。

先週の土曜日6月21日、梅雨の晴れ間というよりも時折雲間に太陽が隠れる、まさに絶好の田植え作業日和の一日となった夏至の日、今年度の田植え集合日が行われました。

朝はまだまだ空気が冷たい季節ですが、集合時間の9時を過ぎるころには、汗ばむほどの気温になりました。経験豊かなベテラン組は、もう6時前から田植えをスタートさせており、田んぼの各所に既に苗が定植された稲が列をつくっています。気合が入ってますね!

さて実習では、田植えの準備(目安棒、田植え紐作り)の説明から始まり、苗代からの苗の取り方、草の田植え前の対処方を伝え、実際に苗を植えるところまで行いました。

4月の集合日から種まきを始めた稲は、苗代で2ヶ月余りを過ごし、大きいものでは20cmを超えるモノまで育ちました。慣行農の苗よりも一回り以上大きい苗ですが、一本一本手で植えるには丁度良い大きさです。

一週間ほど前に続いた大雨がひと段落つき、つくし農園の水田に、梅雨の雨が程よく溜まりました。灌漑設備の整っていない、天然の雨水(と浸み水)による半湿地を利用したここの水田では、通常の自然農の田んぼのように田植え時に排水して土の中に植えていき、植えた後に水を入れるというやり方ができません。そのため、水の張った水田の草を刈りながら、泥の中に一本一本苗を挿していきます。

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水が少なく様々な苦労に見舞われた昨年を思い出しつつ、今年の水運を願わずにはいられません。
(※昨年の様子⇒こちらの記事から

実習区画では、ある程度大きく育った苗を、水没しないように、かつ沈めすぎないように、刈り草の中に抑えながら植えていきました。プレーヤーさんによっては、刈った草を水田に置いたままでは草刈りの勢いが追いつかないと、刈った草の多くを区画の外に持ち出すなどの工夫もされていました。さあ、どちらにとっていい田んぼになるのか、これも楽しみですね。

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つくしキッズたちは仲良く田んぼと森を往来中♪



お昼休みを挟んで、午後もさらにもうひとふん張り。午前中で勘をつかみ、手際よくどんどん田植えが進みます。実習区画も、研修生のお二方に参加してもらい、一区画分を「神丹穂」と「トヨサト」の2種類を植え終わることができました。朝から頑張ってはじめられたプレーヤーさんも見事に完了。これからしばらくは草刈りの日々となりますね。さらに気持ちを入れて取り組んで参りましょう♪

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共同作業では、春に整備した畦道の草刈り。草が生えて根が畦を崩さないように定期的な草刈りは大事な田んぼ作業のひとつ。ところどころに、ザリガニやモグラが空けてしまった穴もあり、草刈りと、穴埋めを同時に行いました。皆さんご苦労様でした。


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夜に予定していたキャンドルナイトは、オードブルの注文人数に足らずに今年は中止といたしました。それでも我が家に常備しているロウソクが寂しそうだったので、家族4人でのキャンドルナイトを行いました。普段気付かないような、夕暮れの空の軽さや、引き込まれそうな林の暗がり、フクロウの泣き声など、ロウソクの灯かりだからこそ気付けるような、そんな時間を過ごすことができました。夏至に限らず皆さんも是非やってみてください♪

(※キャンドルナイトの様子は⇒こちらから


さあ7月の集合日は第一週の5日です。日程お間違えのないようにご注意を!


・2014年度の集合日予定カレンダー ならびに募集要項
・つくし農園の見学・体験について
・自然農について
posted by 雑草屋 at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 農園風景(14年度) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする