2014年02月01日

韓国からのご見学者

雑草屋の小松です。

1月13日、つくし農園に見学者がいらっしゃいました。お隣韓国からお越しのYさんは、ソウル出身ながらも、ここ最近単身で南部の農村に移住して「Natural Farming」をはじめられたとのこと。不耕起で、無肥料、無農薬で育てられているとのことで、英語でたどたどしくもありましたが、多岐にわたって意見交換できました。

つくし農園の畑では、枯れ草とわずかに残る冬菜や麦の芽を見て歩き、田んぼも見学。Yさんからも、韓国の気候、育て方、収量など、様々にご意見いただき、「(モグラや鳥など)害獣は害獣ではなく自然のメッセージなのだ」「麦と大豆とジャガイモの輪作がいい」など、彼の哲学や試みをたっぷりと聞かせていただきました。

有機農、Organic の韓国における知名度は日本と同様ですが、Natural farming は韓国ではほとんど知られていないのだそうです。しかしYさんからは、「だけどこれしか道はないじゃないですか。」と力強い言葉をいただき、握手して別れました。いつの日か韓国にお邪魔して田畑を見学できることを楽しみにしています。

20140113kengaku.jpg
※当日の詳細は個人Blog「毎日が自然農」を参照


短い日本滞在の中、偶然の出会いからつくし農園を訪れてくださり、ありがとうございました。自然農、Natural Farming の輪がアジアでも広がっていくことを楽しみにしています。



農園の取り組みとしても、そろそろ(ずっと懸念事項でしたが)、英語のサイトも用意したいものです!

posted by 雑草屋 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 見学・体験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月03日

2014年度スタートします


20140203fukinotou.jpg


こんにちは、小松です。立春を明日に迎え、土の下にはフキノトウが膨らみ始めました。越冬している冬草の枯れ色の足元には、春を待つ新芽が静かに静かに命を忍ばせています。いよいよこの2月、2014年度つくし農園がスタートします!

昨年度にご参加くださった皆様、大変お世話になりました。皆様とともにこの地でまた一年自然農を続けられたことに、心より感謝申し上げます。1月でつくし農園を離れられた皆様には、これまでのお付き合いに深謝しつつ、またいつでも農園に遊びに来てくださいますよう、また別の場所でもお会いできることを楽しみにしております。ありがとうございました!

来週の集合日から2014年度がスタートいたします。引き続きご参加くださる皆様、新たに迎えるひと巡りを一緒に過ごせることな何より嬉しいです。新しくご参加いただける皆様も、このつくばで自然農を縁にお会いすることができたことを嬉しく思います。

つくし農園は、この玉取地区に田畑を移してから今年で7年目(!)を迎えることができました。毎年毎年、変化し続ける田畑に立つと、これまでの積み重ねだったり、使いきれずに荒らしてしまっている姿だったり、改めて自然農の「手をかけつづける大切さ」を思い知らせれます。どんな土地でも「耕運して土壌改良して肥料を与えて農薬を使って」すぐに収穫できるやり方ではなく、自然農で育てようとすれば、草が変わり、土が変わり、作物が自ずから育つような土になるべく「手をかけながら見守っていく」しかないのかもしれません。「いい土なら3年、わるくても10年すれば育つようになる」と、いつかどこかの自然農の先達から耳にしたことがあります。いよいよ、実りに年に近づいてきているのかもしれない、と毎年ワクワクしてこの2月を迎えます。この1年も、皆様と楽しく実り多き自然農体験を過ごせますよう心より願っております。どうぞよろしくお願いいたします。

 20130917ine.jpg  201301013edamame.jpg  20140202minidaikon.jpg
 昨年9月の稲の姿   10月に実らせた枝豆   1月に間引きしたミニ大根


今年度の最初の集合日は2月8日(土)を予定しております。皆様ふるってのご参加を心からお待ちしております。どうぞよろしくお願いします! 


・2014年度の集合日予定カレンダー ならびに募集要項
・つくし農園の見学・体験について
・自然農について  
posted by 雑草屋 at 13:05| Comment(0) | TrackBack(0) | つくし農園について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月04日

2月集合日のお知らせ

こんにちは、小松です。
長らくお待たせいたしました。つくし農園2014年度がまもなくスタートいたします。みなさま、今期もどうぞよろしくお願いいたします。

今年も早いもので2月、本日は立春を迎えました。外は雪が舞っている最中、まだまだ寒さは厳しい盛りですが、梅の蕾も少しずつ少しずつほころび始め、あちこちに春の萌芽が育ち始めています。

20140131daikonn.jpg       20140131mugi.jpg
<枯葉の下に小さな大根>    <寒さに耐えるライ麦の芽> 


田畑の作業もまもなく早春の作業を始める頃。まだまだ本格的な農作業とはいきませんが、春の到来を前に、田畑の準備作業を進めてまいりたいと思っています。今年は例年以上に少数精鋭になりそうなつくし農園♪、午後の田んぼ作業では、毎年恒例の畦道の修復作業を行う予定です。何はともあれ体力&人数勝負のこの作業、皆様ふるってのご参加お待ちしております。OBOGの方々も、是非ともお誘い合わせの上ご参加くださいませ(笑)。

※参考:例年の共同作業はこちらから ⇒⇒「2012年2月集合日のご報告」

以下、来週末の2月集合日のご案内をお届けいたします。

===集合日の概要====

1.日時
・2月8日(土)午前 9:45〜13:00
        午後14:00〜16:30

 ★9時45分 一ノ矢神社に集合してください。
  皆で氏神様に参詣いたします。

 ※予定時間は多少前後いたします。
 ※昼食は各自ご用意ください。近くにコンビニもあります。

2.内容

・午前
 …一ノ矢神社へ参詣
  (9:45〜10:00)
 …つくし農園について挨拶、概要のお話
  (10:10〜10:30)

 …畑実習(10:30〜13:00)
  >実習(作付け計画、畝立て、ポット苗準備など)
  (10:30〜11:00)
  >自由作業(各自作業、溝修正、新規参加者区画決め)
  (11:00〜12:30)
  >共同作業(周囲の草刈りなど)
  (12:30〜13:00)

・昼休み (13:00〜14:00)

・午後
 …田実習(14:00〜16:30)
  >田んぼの1年について
  (14:00〜14:10)
  >実習(苗代準備作業など)
  (14:10〜14:40)
  >共同作業(畦道修正他)
  (14:40〜16:00)
  >自由作業(各自作業)
  (16:00〜)
  >新規参加者区画決め

3.用意について

 ・服装
 (1)長靴、地下足袋など、汚れても良い履物
  ※田んぼは天候によっては泥水の中で作業する場合があります。
 (2)作業着、着替え、タオルなど
  ※防寒・防水対策を万全に。発汗後の着替えなどもご留意ください。
 (3)軍手など

 ・農具
 (1)ノコギリ鎌
 (2)土木用シャベル
 (3)鍬
 (4)園芸スコップ
 (5)可能な方は「一輪車」!!

=====

以上、皆様の御参加お待ちしております♪


・2014年度の集合日予定カレンダー ならびに募集要項
・つくし農園の見学・体験について
・自然農について
posted by 雑草屋 at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 連絡事項(14年度) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月07日

2月集合日順延します

つくし農園プレーヤーの皆様

2月15日時点での最新更新

 大荒れの天気がつくばにも訪れました。
 つくし農園の2月集合日は、2月22日(土)に実施する予定です。
 皆様のご参加お待ちしております。




こんにちは、小松です。
明日の集合日ですが、天気予報では明け方から大荒れとなり、日中は大雪の予報が出ています。できる限り開催したいと思っていましたが、残念ながら翌日の日曜日(9日)に開催を延期いたします。


20140207tenki.jpg
※参考:ウェザーニュース「ピンポイント天気(つくば市玉取)」

雪が残る田畑になりそうですが、皆様にお会いできることを楽しみにしております。朝方は道路の凍結などが予想されますので十分気をつけてお越しください。


・2014年度の集合日予定カレンダー ならびに募集要項
・つくし農園の見学・体験について
・自然農について
posted by 雑草屋 at 12:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 連絡事項(14年度) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月08日

明日、2月集合日実施します

2月15日時点での最新更新

 大荒れの天気がつくばにも訪れました。
 つくし農園の2月集合日は、2月22日(土)に実施する予定です。
 皆様のご参加お待ちしております。


最新情報です。(2月9日7時時点)

今朝のつくばは降雪量10cmを超える状態。

田んぼも畑も道路も雪に埋もれているため、集合日は中止いたします。

実施は来週15日(土)の予定です。皆様ご参加お待ちしております。


追加情報です。(2月8日18時時点)

いったん9日の開催を決めましたが、
あきらかに実施不可能と判断、もしくは交通事情が悪い場合は来週へ延期することにいたします。

ということで 9日の7時に最終判断します!

明日中止の場合、来週15日(土曜日)の開催といたします。
度重なる変更申し訳ございません。


20140208oomugi.jpg


雪に埋まりつつあるつくばです。
天気予報では明日の明け方まで雪は続くようですが、、、、

集合日、開催します!!!

少雨決行のつくし農園、雪の場合は考えていませんでした(笑)。
さてさて明日の空模様は午後には晴れ間が見えそうです。
雪の中の作業になるかもしれませんし、
ドロドロになるかもしれません。
2月の集合日、雪が残る田畑での作業もまた、自然農ならではの
楽しみにいたしましょう。

心配なのは朝の交通事情です。
東大通りは終日往来がありますのでほとんど凍ることはありませんが、
通りから畑までの道は凍結の心配もありますので十分ご注意の上
お越しください。

さあ、雪の中、何しましょうかねえ(笑)!


・2014年度の集合日予定カレンダー ならびに募集要項
・つくし農園の見学・体験について
・自然農について
posted by 雑草屋 at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 連絡事項(14年度) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月12日

雪のつくし農園

管理人の小松です。

深いところでは20cm近くまで積雪し、日曜月曜と雪に包まれていたつくし農園ですが、火曜日になってようやく、雪が解けて少しずつ畝が現れはじめました。

今回は、雪が深くてお越しいただけなかったプレーヤーの皆様に、なかなかご覧いただけない、雪景色(2月10日時点)の農園の区画の一部をご紹介します♪

まずは卯の区画から、HさんとYさん。

20140210h.jpg    20140210y.jpg
Hさん          Yさん

続いては、寅の区画から、Nさん

20140210n.jpg
Nさん

最後は、未の区画から、MさんとFさん

20140210m.jpg   20140210f.jpg
Mさん          Fさん


って全部同じじゃねえか!という突っ込みが聞こえそうですが(笑)。
畑では、雪に負けずに、生き延びる、たくましい野菜たちががんばってます!
 
20140210soramame.jpg

20140210ninniku.jpg

雪を割って顔を出す、ソラマメの苗とニンニクの苗です。
15日に順延されました2月の集合日、今度こそは天気が持ってくれますように!! 


・2014年度の集合日予定カレンダー ならびに募集要項
・つくし農園の見学・体験について
・自然農について
posted by 雑草屋 at 00:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 農園風景(14年度) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月15日

2月集合日は22日開催します。

いやはや、順延しての集合日を予定していました今日ですが、
前日夜半からの大雪、大雨、大風がつくばを吹き抜けました。

雨のおかげですっかり雪は洗われましたが、集合日はもちろん中止となりました。

つくし農園始まって以来ですが、順延×3を経まして、来週に実施いたします。

2月22日(土)、ようやく今年度のスタートができることを心待ちにしております。

集合日の詳細は、こちら「2月集合日のお知らせ」をご確認ください。


20140215hatake.jpg


・2014年度の集合日予定カレンダー ならびに募集要項
・つくし農園の見学・体験について
・自然農について
posted by 雑草屋 at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然農について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月25日

農具を選ぶ

★2006年の記事を2014年度スタートにあわせて記事を再編集いたしました。★

自然農の3種の神器と言われるものに、「ノコ鎌」「鍬」「農事暦」があります。(雑草屋の主観です。。。)

言わずもがな、前者の二つは農作業の道具、後者は、種まき・手入れ・収穫などの時期を教えてくれるカレンダーです(農事暦についてこちらの記事で紹介しております)。

まずは「鍬」についてご案内します。「鍬」と一口に言っても千差万別、ホームセンターにある1000円格安のモノから職人渾身の一振りまで様々。使用目的はもちろん、使い手の経済状況や気合いの入れ方によっても変わってきます。

その中で、自然農愛好者に絶大なる支持を集める農具屋である「みみず屋」さん(福岡県)が取り扱っている鍬を紹介いたします。以下、全文「2004年秋冬 みみず屋だよりカタログ」から抜粋しましたものです。

『農といえば耕すことが常識。耕すことで土中に空気を送り込み、作物の生育を助ける・・・。でも空き地やコンクリートのすき間に生える草たちは耕すことを必要としていないし、造成したての土地にはすぐにその環境で生き延びれる草が生え始め、どこからともなく蟻や他の虫達がうろつきはじめ、1年程で無数の虫や小動物達が住む一面の雑草の原っぱになったりします。あれだけの草を生やすのに誰も耕していないし、肥料もあげていないのです。
 自然農の田畑では、耕さないのでそこに生きる動植物のいのちの亡骸(なきがら)の積み重ねが行われ、年々土が豊かになっていくのです。無数のいろいろな虫たちや植物そして小動物の生きるいのちの世界で、私達が最低限手助けを行うことで、私達が食べる野菜やお米もそれなりに立派に育ってくれます。
 農耕が始まってより発明・改良が重ねられ、トラクターにまで進化してきた耕すための道具は、自然農では、1〜2種類の鍬を、主に畝(うね)を上げる際や、畦(あぜ)塗り、苗床の表面を軽く打って種が落ち着き易くするのに使うぐらいです。』

ご紹介する鍬は二種類。

「金鍬」・・・これ一本でほぼ十分
※川口さんがお使いの鍬とサイズ・形状がほぼ同じ鍬。鉄製。
 価 格:厚手 8,900円
 刃床部:長さ 約30cm  幅 約14cm
 柄 部:長さ 約140cm(円形)
     直径 31mm
     重量 約1.8kg

「万能鍬」・・・少し小さいタイプの万能型
※金鍬が大きすぎると思われる女性やお子様向き、小さくてもコンパクトでしっかりとしたほとんどの用途で使える万能鍬。柄の長さはご希望により長くできます。
 価 格:8,000円
 刃床部:長さ 約23cm 幅 約12cm
 柄 部:長さ 約90cm

※ちなみに雑草屋が使用している長い鍬は、「金鍬」です。

※上記価格はすべて2013年度時点のものです。

===以上 鍬について====

つづいては「鎌」。「みみず屋」さんの農具紹介の文章が、実に自然農の本質をついたものですので、引き続き全文引用でご紹介いたします。

草とつきあう −作物が負けそうになったら刈って地面に敷く−

『「草を敵としない」ということは、草を伸びるままにしておくということではありません。作物を作らずに休ませている田畑は、草を生やしたままにしておいたほうが豊かになりますが、作物の周りの草は、作物が負けそうになったら根と茎の境で刈ってその場に敷いてあげます。そうすることでその後生えてくる草をある程度抑えてくれるし、土が乾きすぎず、作物にとっても他の虫達等にとっても良い状態を保ってくれます。
 これからいのちを全うして枯れ始める草と、これから伸び盛りになる草との見極めも大切なことです。枯れ始める草は放って刈らずおけば、草のゆるやかな世代交代ができて、これからの草が一気にその場を占領するような困ったことを避けることができます。
 草を刈る道具の中心は鎌で、用途によって使い分けることはもちろんですが、自分にあった柄の長さや刃渡りのものを選んでください。また草刈り鎌などは包丁と同じく研ぐという技術が必要となってきますがこれも楽しみながら気楽な気持ちで時間をかけて身につけて下さい。』
※ノコ鎌は基本的には研がずに使用されることになると思います。
今回紹介するのは2種。

「ノコ鎌」…これがあれば自然農が始められる!
 ※草を刈ったり、野菜の種をまく場所を準備したり、苗を移植したり、稲刈りにと、最も基本で大切な道具といえます。この鎌は刃先がとがっていて土に入れやすくしてあります。
 価 格:600円
 刃 部:長さ約16cm
 柄 部:長さ約20cm 
 左利き用(750円)もあります。

「長柄鎌」…田んぼや畑のまわりの草の管理に
 ※立ち姿勢で草が刈れるよう刃が起きていますので便利。軽くてよく切れます。林業の下草刈り用の鎌とは違います。刃は中厚。
 価 格:3,500円〜4,500円
 刃 部:8寸=24cm
 柄 部:3尺(90p) 3,500円
    :4尺(120cm)3,800円
    :左利き用    4,500円

以上。

※ノコ鎌などは、ホームセンターでお安くお求めすることもできます
※上記価格はすべて2013年度時点のものです。

ご興味あるプレーヤー皆さんは、ご相談の上、雑草屋でまとめてお買い求めいたしますのでご連絡ください。第一弾は3月2日(日)に締切といたします。(2014年度)


・2016年度の集合日予定カレンダー ならびに募集要項
・つくし農園の見学・体験について
・自然農について
posted by 雑草屋 at 18:57| Comment(3) | TrackBack(0) | 自然農について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月26日

種・ジャガイモを選ぶ

★2006年の記事を2014年度スタートにあわせて記事を再編集いたしました。★

いよいよ種播きシーズンの到来ですが、今回は種の選び方や、ジャガイモの植え方について、雑草屋の視点からご案内してみたいと思います。

種の準備について

つくし農園では、種の準備はプレーヤー各自にお願いしています。育てたいもの、食べたいもの、思い思いにご用意下さい。種の購入に関しては普通の種ならホームセンター、一部のスーパーマーケット、今なら100円ショップなどにも置いております。
雑草屋では、とくに理由がない限りは、F1(1代交配種)ではない種、固定種の種を選んで購入しています。

 ※固定種についてはこちらのリンクをご参照下さい。
  種からオーガニック(by OZ GARDENさん)
   固定種を購入できるお店のリンクや、書籍などもまとめられています。

F1については長くなりますので詳述は避けますが、一言で言うと種苗会社が収穫のために(技術の粋を集めて)交配させて作った種で、採種して翌年その種を播いても同じ作物はできません(もしくは、できにくい)。購入する種の袋に【F1交配】【○○交配】【●●育種】などが記載されている種は、種苗会社が開発したF1の種です。

固定種の種はこだわりの種屋さんで注文できますし、ホームセンターなどでも上記の「交配」関連の記載がない比較的安価な種は、特別な伝統野菜などではありませんが、F1ではなく在来の品種である場合が多いです。
できるだけ無理をせずに「農」を見つめる自然農にとって、固定種の種を使うことはごく自然なことのような気がして、できるかぎり雑草屋では固定種の種を使うようにしています。 なるべく固定種で、というスタンスのほうが気楽でいいかも知れませんね。 ちなみにホームセンターなどで販売してる種は90%が交配種(種類によっては交配する必要ないものはF1の種は置いてありません)、また苗で購入するトマトやナスなどの苗株は、ほとんどが交配種だと思います(残念ながら確かめる術はないのですが)。 芋類は、固定種、交配種に関してはなかなか判断が難しいのが現状です。

※F1についての詳細はこちらのHPなどを参考にどうぞ
 中立派(?):『交配種とそうでない品種とはどう違うの?』
 懐疑派(?):『一鉢運動の会 F1品種』


ジャガイモの準備について

この春に植えるジャガイモの用意を始めている方もいる頃だと思いますが、種芋の準備について簡単に。
ジャガイモはホームセンターなどでこの時期賑やかに売り出されています。小さい種芋はそのまま丸ごと植えますが、卵よりも大きい芋は2分の1、もしくは4分の1に切って植えることになります。切り口は、細菌によって傷むことがあるため、通常は切り口に草木灰(文字通り草木を焼いた灰)をつけたりしますが、自然農は土が健康なため、省略して日光に当てて乾燥させる程度でも十分と言われてもいます。切ってすぐ植えなければなんとか大丈夫、ということかな。
一応集合日では、若干の草木灰を用意しておきます。余裕がある方は数日前にカットしておいて切り口を乾かしておけばすぐに植えられますね。近くにホームセンターや種苗店が無い方は、農園のすぐ近所「つくば大園芸センター」で種芋販売してましたので当日買うこともできますよ。
ジャガイモの植え付けは「彼岸までに植えろ」と言われます。ご準備するなら今の内ですね。

※スーパーなどで売っている食用のイモには、発芽抑制処理(放射線照射)を施しているものもありますので種芋用を変われることをオススメします。発芽するかどうか確証できないので。ガンマ線を照射しているということで、熱くならない電子レンジという感覚(?)で、一応イモ君も生きているようです。(参考URL http://www.geocities.jp/a5ama/cobalt.html


◆つくし農園近隣の種苗店について

つくば大園芸センター (日曜日定休 OPEN 9:00〜15:00)

 一ノ矢交差点のガソリンスタンド跡地のすぐ南に位置している、農業資材、種苗を幅広く扱っているお店です。春先の季節は各種の種とジャガイモしか置いてませんが、初夏の頃になると野菜苗なども置かれます。ホームセンターと同様に、有機栽培の種やF1(1代交配種)以外の種などは特にこだわって置いてはいません。農具(鎌、鍬、スコップ)なども、少々埃を被りながらも各種揃っていましたよ。9:00から開いてますので、集合日の作業前にちょっと覗いてみてもいいかもしれませんね。


・2016年度の集合日予定カレンダー ならびに募集要項
・つくし農園の見学・体験について
・自然農について
posted by 雑草屋 at 08:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然農について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月27日

2月集合日の様子

20140222sky.jpg

小松です。

雪による順延が2週続いた後の22日、ようやく2014年度の最初の集合日が開催されました。
順延の甲斐あって、当日は心地よい晴天となり、穏やかな気候に包まれました。当初予定していた8日と、翌9日には大雪に埋まった農園でしたが、翌週の荒天では雨となり、すっかり雪は洗い流されており、初春らしい枯れ草色の下にほんのりと芽吹きが見られます。
まずはつくし農園の恒例の年初行事。駐車場に集合し、近所の氏神様でもあります一ノ矢八坂神社に参拝しました。いつもながら、気持ちが引き締まりますね。

今月から新規で参加される方も2組加わり、さっそく2月の集合日がスタート。畑では、農園の簡単な紹介、自然農の概要について、そして当日参加されたプレーヤー全員の自己紹介を行いました。見学の方、初年度の方、ベテランプレーヤーさん、2014年もどうぞよろしくお願いいたします!

20140222start.jpg
【いよいよ2014年スタート】

さて実習畑では、畑の観察から。冬を越して春の訪れを今か今かと待ち望む作物たちを見て回ります。空豆やエンドウ豆は、大雪にもなんとか耐え、これから復活しそうです。籾殻を被せて寒さ対策をしていた大根は、上部がだいぶ傷んでしまっていました。続いては、春の訪れの前にしておきたい作業の一つ、畝の修復作業です。1年のうちに崩れてしまった畝のたて直しや、新しく区画を整理は、忙しくなる種まき作業の前にしておきたいもの。土を移動する場所をあらかじめ草刈りし、青草を土の下にしてしまわないようになど、いくつかのポイントを確認しながら、実習畑の一部の畝を作り直しました。

20140222hatake-talking.jpg  20140222daikon.jpg  20140222soramame.jpg
 【畑の様子の観察】   【大根は残念に・・・】   【空豆は無事に元気】


最後に、エンドウ豆の種まきも実習しました。秋播きが基本のエンドウ豆ですが、播ききれずに余った種をこの時期に播いてしまいます。収量は秋播きに比べて劣りますが、少しずつ暖かくなってきた早春のうちにできる作業の一つです。確実に育てたい場合は、温室などでポット苗を育ててからの、3月以降に定植するのがいいようです。

 20140222seeding.jpg
【エンドウの種まき実習】


実習後の自由時間では、各自区画での自由作業となります。今年から参加する方たちは、この時間を利用してご自身の区画決めを行いました。つくし農園の畑は、大きく分けて「寅の畑」「卯の畑」「未の畑」の3エリアに分けられます。それぞれのエリアに約40平方メートルの区画が区分され、好きな場所を選んでいただいています。区画それぞれが、昨年までの使われ方、日当たり、景色が異なります。一度決めた後も、区画があいている限り変更は可能ですが、手入れを始めるとそこで続けたくなるのが人情。最初に決めた区画でずっと続けられる方がほとんどです。最後はプレーヤーさん自身のインスピレーションで決断していただくことになりますので、皆さん慎重に畑を見て歩き、今年度から付き合いが始まる区画を決めていただきました。

お昼休憩前の共同作業では、先月からの持ち越し作業の刈り草堆肥づくりを行いました。つくし農園では、周囲の耕作放棄地の雑草を集めて、草堆肥をつくっています。基本的には無肥料での栽培を指針にしておりますが、畑の様子や作物に応じて、利用しています。例年、冬の枯れ草を刈って集めて置いただけの堆肥場を農園の片隅につくり、秋までそのままにしておきます。春夏秋の間に集めた草はすっかり量を減らし、しっかりとした草堆肥になるのです。

   20140222karekusataihi-2013.jpg     20140222hatake-groupwork1.jpg
【昨年の枯れ草堆肥場から】     【隣のシートに移します】
20140222hatake-groupwork2.jpg 20140222hatake-groupwork3.jpg
【刈った草をかき集めて】     【踏み均していきます】 


理屈はさておき、草堆肥づくりの楽しさはもうひとつ。刈った草を集めると文字通り丘のように積みあがります。農園の周囲の草はイネ科のチガヤなど茎の細いものが多く、積み上げるとまるでそこは干草ベッド。嵩を減らそうと大の大人が足で踏み均そうとしても全然つぶれてくれません。そのフカフカの干草ベッドは、子供たちにとってはまるで遊園地のトランポリン。踏み作業に疲れて共同作業を終えた後には、刈り草ベッドで飛び跳ね、転げ周り、草に包まれるつくしキッズの笑顔が溢れていました。

20140222jumping.jpg
【跳ね回る!】


昼食後の実習は水田に移動して、田んぼ実習を行いました。まずはお話から。つくし農園独特の田んぼの特徴、これからの一年における稲作の進め方、昨年の課題点(水不足、ザリガニ被害、スズメ被害)などをお伝えしました。2月の田んぼの作業としては、苗代準備ができるのですが、折からの大雪の名残がまだ田んぼに残っており、水が多くて苗代作業はできません。共同作業を前倒しにして、毎年恒例の土木作業、「畦道の修復」に取り掛かることに致しました。

  20140222tambo-talk.jpg    20140222water-fill-up.jpg
 【田んぼの実習スタート】   【水がいっぱいの水田】

昨年にしっかり作った畦道も、1年使い続けてすっかり崩れてしまっています。ザリガニ、モグラ、雑草、踏み崩し、様々な要因は挙げられますが、気持ちのよい畦道を作ることで、気持ちがキリっと引き締まります。これから我々の通路となる畦道ですから、無駄なく、丁寧に、崩れにくい畦道になるように、参加者全員で一所懸命取り掛かります。麻紐を引いてラインを出し、そのラインに沿ってスコップを入れ、土を上げ、崩れている畦に盛り、均し、叩いて固め、水分を混ぜながら形を整えます。経験者も初心者も、額に汗、顔に泥、をしながらなんとか全工程の3分の1を終えることができました。これから3月の臨時集合日までの計3回で、今年お世話になる畦道をしっかり直していきたいと思います。

20140222azemichi-before.jpg
【崩れた畦道を・・・】

20140222tambo-groupwork.jpg
【全員で畦を直します】

20140222azemichi-after.jpg
【見事完成!!】

いやあ、久しぶりの土木作業は身体にこたえますね! 
3月の集合日はなんと来週末の3月8日です。懇親会(飲み会)も控えてますので皆様ふるってのご参加をお待ちしております♪


・2014年度の集合日予定カレンダー ならびに募集要項
・つくし農園の見学・体験について
・自然農について
posted by 雑草屋 at 08:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 農園風景(14年度) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする